絵の仕事はこんなにいろいろ

絵描き、と一口に言っても、イラストレーターや絵本、挿絵画家、ファインアート、現代美術作家などいくつもあって、様々な呼び方をされています。ファインアートもやるし、挿絵なんかも引き受ける、ブログのデザインなんかもやっちゃうというマルチな人もいます。

そのなかで、いちばん手が届きそうで、仕事の種類も多いイラストレーターをメインとして書いていきます。個人では、自分のことを版画家と言ったり画家と言ったり、絵本作家と言ったり、みんな実は結構適当に言っています。(自分が周囲に言って欲しい肩書きにしてるんだよね)

イラストレーターというと、最近はアニメっぽいのが多いので、それとは区別したいということで画家、と名称を変えた人もいます。まあなんでもいいけど、仕事の受け方はあんまり変わらないです。

そして、そんなにギャラがよくないというのも共通してる。副業してる人もいっぱいいます。
ここで、今ある仕事辞めないでね、と言ってるのは、そのせいです。

で、その働き方ですが、大きく分けると、

*会社に雇われる のと、
*フリーランス と
2つの働き方があります。

ある程度年齢がいってる人の場合は、ほぼ全員、フリーランスになるから。
なので、フリーランスとして働くこと前提で書いていきます。

私がイラストレーターとして独立した頃は、描き手として会社に雇われるって、本当に少なかった。選択肢になかった。
イラストレーター=フリーランス、という時代でした。
イラストレーション制作会社というのが増えてきたのは、2000年代以降じゃないかな。ゲーム会社の発展とともに雇われて働く場が増えてきました。

イラストレーションが必要とされる場合として、思いつくままあげてみます。

会社に雇われて描く。

*LINEスタンプ
*ゲーム、アニメのキャラクター、
*ゲーム、アニメの背景

出版社から直接、もしくはブックデザイナーからの依頼

*小説の挿絵
*雑誌の挿絵
*単行本の表紙、挿絵

広告代理店からのコンペなど

*企業広告、ポスター、パンフレット等

個人で受ける仕事

*個人や企業ブログのロゴイラスト、キャラクターデザイン
*ダウンロード販売のイラスト

地域や団体からの依頼

*舞台美術
*公共建築物への壁画など

作家として出版社から依頼を受ける

*漫画
*絵本

版画、原画など直接、販売する

これは、タブロー画家と同じなので、画家活動になります。
版画は何十枚か刷れるけど、原画は売ってしまったらもうないから。
その辺りは、よく考えて。

趣味で描く

*同人誌に描く
*Zineを作って販売
*自費出版

だいたいこんな感じ?
このブログを読んでいる人は、たぶんゲームやアニメのキャラクターを描きたい人が多い?

中には、趣味で描いてたイラストがラインスタンプになって大当たりした、とかもあるので、ここに書いたのはあくまでも単なる目安です。

まとめ - イラストレーターの仕事となり方

わりとオーソドックスなやりかたにはなるけれど、

イラストレーターのなり方

  • 30代40代あたりがイラストレーターになりたい、と思ってがんばって、ある程度実力がついたら、売り込みをします。
  • 作品ファイルを作る。無印などで、ファイルを買ってきて、作品のカラーコピー、経歴などを書いた紙を入れたものを、20部くらい作ります。最低それくらい。50部くらい作るといいかなー。お金はかかるけれど、仕事はきっと来る!
  • 私の経験から言うと、初期の頃は、20箇所、ファイルを送ると4箇所くらいから反応があった!

  • できるだけたくさん回ってみる!もしくは郵送!会ってもらえるか、送ってもいいか電話で確認してね。
  • わりとすぐに依頼が来るのは雑誌の小さなカットとかウェブサイトに載せる小さなイラストね。
  • そこから、少しずつ仕事を広げていくことができます。
  • こうすれば、必ずイラストレーターになれる、という決まった方法があるわけではないけれど。

    本や雑誌の仕事は、減る傾向にあるけどそれでもまだまだたくさんある!
    変わったところでは、自分でアパレルメーカーに売り込んで仕事を獲得した、とか、近所の店に頼まれて壁に絵を描いたら、雑誌のイラストの仕事が来たとか。どこに仕事は落ちてるかわからない。

    大事なのは、常にスキルを磨くことと、なるべくたくさんの人に見てもらうこと、かな。ネットを利用すれば、工夫次第でいろんな売り込み方がある!それを自分で考えてやってみるのもおもしろいから。